外国為替証拠金取引(FX)とは何でしょうか。
1. 外国為替取引とは
 1ドル100円で円高が進んでいるとか、円安を好感して株価が上昇したとか、円高、円安という言葉はよく耳にします。外国為替取引とは2種類の通貨を交換することによって利益を得ることを目標とするものです。
2.円高・円安とは
たとえば、今日1ドル100円だったとします。これは1ドルと100円で交換できるということ、つまり1ドルと100円の価値が等しいということです。(1ドル=100円)

1ヵ月後1ドル90円になっていたとしましょう。1ドルと90円の価値が等しい(1ドル=90円)ということですから、1ヶ月前に比べるとドルに対して円の価値が上がったと考えられます。このような状態を円高といいます。

逆に、1ドル110円になっていたとすると(1ドル=110円)ですから、ドルに対して円の価値が下がったことになります。このような状態を円安といいます。

この、2種類の通貨の交換の比率を為替レートといいます。
もちろん、円と米ドルだけでなく、円とポンド、円と豪ドル、また、米ドルとユーロなどにも為替レートがあり、日々変動しています。一般に円安・円高というと、米ドルに対して言われていることが多いように感じますが、豪ドル、ポンドなどに対しても円高・円安というものがあるわけです。
3.為替差益・差損とは
今、100万円の日本円が手元にあるとします。
為替レートは1ドル100円です。手持ちの100万円でドルに交換すると10000ドルになります。
(円を売って、ドルを買うということです。)

その後為替レートが変動して、1ドル110円になったとしましょう。このときに持っている10000ドルを円に交換すると110万円の日本円が得られます。差し引き10万円手持ちの日本円が増えたことになります。これが為替差益です。

逆に、1ドル90円になったとき、持っている10000ドルを円に交換すると90万円になります。差し引き10万円の損失です。これが為替差損です。
4.外国為替証拠金取引(FX)とは
1ドル100円のとき、10000ドルの取引をしようと思うと日本円で100万円必要になりますが、FXでは10万円あれば取引できます。自己資金の10倍の取引ができるわけで、この倍率を「レバレッジ」と呼びます。
たとえば、1ドル100円のとき10万円を証拠金として10000ドル買います。この後1ドル110円になると
(110-100)×10000ドル=10万の利益です。自己資金が2倍になるわけです。

逆に1ドル90円になると自己資金は0になります。(実際にはその前に強制的に売られてしまいます。これをロスカットと言います。)

このように、効率よく儲けることもできますが、損失も大きくなることがあります。ハイリスク・ハイリターンといわれる所以でしょう。

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