株式累積投資(るいとう)とは、簡単に言えば株式の積立貯金(株)です。毎月一定額(1万円以上1000円単位)で株を買いましていきます。月々1万円からと非常に気軽に始められる中長期向けの投資法です。

ドルコスト平均法
 「るいとう」のメリットはドルコスト平均法にあります。たとえばある銘柄が下のような値動きをしたとしましょう。
6ヶ月間投資します。なお、手数料などは計算を簡単にするためここでは考えません。
○毎月1万円ずつ買い付けした場合 
1 2 3 4 5 6 取得株数
株数(10000÷株価) 100 111.1 76.9 90.9 142.9 100 621.8
投資金額 60000円 取得株数 621.8株 平均取得単価 96.5円

○毎月100株ずつ買い付けた場合
1 2 3 4 5 6 投資金額
投資金額(株価×100) 10000 9000 13000 11000 7000 10000 60000円
投資金額 60000円 取得株数 600株   平均取得単価 100円

毎月一定額で投資したほうが、平均取得単価が安くなっていることがわかります。毎月一定額で買うと、高い月は少し、安い月は多く買い付けることになるので、平均値は低くなるのです。
るいとうのメリット・デメリット
メリット デメリット
  • 手軽。月一万円からはじめられる。
  • 長期間続けるとドルコスト平均法の効果で、安く買い付けることだできる。
  • 配当金も再投資されるので、複利効果がある。
  • 日々の値動きに一喜一憂しないですむので(性格にもよりますが)精神衛生上良い。
  • いつも間にか資産が増えている(かもしれない)
  • 長期的に投資しないと効果が得られない。
  • 一般の株式の口座管理料とは別に、口座管理料をとられることがある。
  • 成り行きで買うため、自分で買値を決められない。
  • 短期で儲けるには向かない。
  • 扱える銘柄が限られていることがある。
  • 大儲けは無理?
  • るいとうを扱う証券会社が少ない。
るいとうにむいている銘柄
 るいとうは、中長期的に買い付けを続けてこそ効果が高い投資法なので、
「比較的株価が安定している」「配当をきちんと出している」「配当利回りが高い」ということから
電力株などがいいのではないか、というのが管理人の考えです。管理人もかつて東京電力を保有していました。
 るいとうは、ひとつの銘柄を長く持つので、自分の愛着のある企業の株を持つのもいいかもしれません。従業員持ち株会も自分の勤める企業に愛着を持つ一つの手段ですよね。


資産家への道へ戻る    少資金で始めるミニ株へ

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送